公園で「ケンケンパ」の輪っかを前に、両足でぴょん、ぴょん…。うちの子、まだケンケンができないかも?と、ちょっとドキッとした経験はありませんか。
実はケンケンは、見た目以上にたくさんの力が重なって初めてできる、奥の深い動きだと言われています。
ケンケンは「脚力」だけで決まらない
ケンケンは片足で体を支えながら、跳んで、着地して、また次の一歩を出す動きです。小児リハビリ分野の解説では、関わる要素として次の4つが挙げられています。
- 足裏の感覚:床のどこを押しているかを足裏で感じ取る力
- 骨盤・体幹の安定:片足で立ったとき、体が横に逃げないよう支える力
- 視線と頭の安定:足元ばかり見ていると、体が揺れやすくなると言われています
- 運動のプランとリズム:「準備→着地→次の一歩」を切り替える段取り
つまり、ケンケンが苦手な理由は「脚力不足」とは限りません。
足裏の感覚がまだ育ちきっていない、リズムをつかむのが苦手、といった別の理由が隠れていることも多いのです。「やる気がない」「練習不足」と決めつけなくて大丈夫です。
何歳ごろから?目安を知っておこう
目安としては3歳ごろに片足立ちが始まり、3歳半〜4歳ごろに片足跳びが見られるようになり、4〜5歳ごろにケンケンパのようなリズム遊びが楽しめるようになることが多いようです。5歳ごろになると、左右の足でそれぞれ数回続けて跳べる子が増えてくると言われています。
ただし、どの資料も共通して強調しているのは「個人差が大きい」ということです。「4歳でできないから遅れている」と考える必要はありません。
秒数や回数よりも、左右差がないか、体重をしっかり片足に乗せられているか、という動きの質のほうが大切だとされています。
家でできる!ケンケンへの3ステップ遊び
ステップ1:両足ジャンプで「バネ」の感覚を作る
いきなり片足に挑戦する前に、まずは両足ジャンプです。
体をバネのように使う感覚がケンケンの土台になると言われています。「カエルさんになってぴょん」「ジャンプで床のシールにタッチ」など、動物のまねを取り入れると自然に盛り上がります。
ステップ2:片足で「止まる」遊び
跳ぶ前に、まずは片足で止まれるかどうかが大切です。
たとえば次のような遊びがあります。
- 床に貼ったマスキングテープの線の上を歩く
- 片足で床のマーカー(紙やクッション)をスタンプのように踏む
- 「音楽が止まったら、フラミンゴのポーズ!」のストップゲーム
ポイントは、苦手なほうの足だけを繰り返さないことと、フォームの正確さを求めすぎないことです。「できたね!」と笑顔で終われる量にとどめましょう。
ステップ3:手つなぎケンケンからスタート
大人と手をつなぐと体の揺れを支えてもらえて、跳ぶ感覚だけに集中できます。
慣れてきたら、1回だけ跳んで着地、次は2回…と少しずつ増やしていきます。毎日やる必要はなく、公園に行ったときに遊びの中でさらっと取り入れる程度で十分と紹介されています。
なお、平らな場所でもよく転ぶ、階段が極端に苦手、左右差がはっきりしている、5歳を過ぎても片足立ちが数秒保てない、といった様子が気になるときは、かかりつけの小児科や5歳児健診などで相談してみてください。
NEIGHBORFITの「あそびの空間」でできること
NEIGHBORFIT(登戸駅から徒歩5分)には、ボーネルンドがプロデュースした「あそびの空間」があります。
揺れる、登る、跳ぶ、バランスをとるといった遊びが自然に詰まっていて、ケンケンのような動きに必要な体の感覚を、遊びながら育てやすい環境です。
運動あそび教室は0〜36ヶ月、3〜6歳、7〜9歳の年齢別クラス。少人数制(最大5名程度)なので、お子さま一人ひとりのペースに合わせた声かけができます。親子で一緒に体を動かせるので、「家でどう遊べばいい?」のヒントを持ち帰っていただくこともできます。
大人の方にはパーソナルトレーニング、ヨガ、TRXグループトレーニングもあります。お子さまが遊んでいる間に、ご自身の体もすっきり整えてみませんか。
まとめ:今週末、まずは「5分のフラミンゴ遊び」から
ケンケンは足裏の感覚、体幹の安定、視線、リズムが重なってできる動きです。「できる・できない」で見るより、「今どの土台を育てている最中かな?」と眺めると、親子の時間がぐっと楽しくなります。今週末は、お風呂上がりや公園で、「音楽が止まったらフラミンゴ!」を5分だけ試してみてください。
