- ヨガをする際になぜ恥ずかしくなってしまうのか
- ヨガのポーズについて
- ヨガを恥ずかしがらずにできる方法について
ヨガにはとても興味があるけれど、いろいろなことが恥ずかしくて中々レッスンに通う勇気が出ないという方は多いようです。
また、実際に通ってみて「恥ずかしかった」という思いをされた経験を持つ方もいるでしょう。
恥ずかしいという理由でやってみたいことに挑戦できないのは、悲しいことですよね。
しかし恥ずかしいと感じる原因をしっかり理解すると、解決案も見えてくるはずです。
この記事では、ヨガをするときに恥ずかしいと感じる代表的な悩みを5つ、それぞれの解決案とともに解説します。
目次
ヨガで恥ずかしいと感じる悩み5選
ヨガ初心者でありがちな、恥ずかしいと感じてしまうのはなぜでしょうか?
以下のような悩みを持つ方が、多いようです。
- 体が硬くて上手くポーズがとれない
- 体形が気になる
- 異性の目が気になる
- お化粧が取れる
- 人前だと恥ずかしいポーズがある
体が硬くて上手くヨガのポーズがとれない
体が硬くてきちんとポーズをとれるか不安で、できないことに恥ずかしさを感じてしまう方はたくさんいます。
皆ができている中自分だけができていない状態がとても恥ずかしく、レッスンに身が入らないといった悩みですね。
体が硬くて恥ずかしい:解決案
多くのヨガ講師が言うことは「体が硬い人ほどヨガに向いている」という言葉です。
確かに柔らかい体でヨガのポーズをとる人を見ると美しいですし、柔軟性があるとヨガのポーズは取りやすいでしょう。
しかし実のところ、ヨガはそもそもポーズをとることが目的ではないため、体が硬いか柔らかいかは問題にはなりません。
また、誰でもヨガのレッスンに取り組むうちに硬い場所が自ずとわかるようになり、時間を重ねるにつれて徐々にほぐれてくるため、今ポーズが完璧にできないことを気にする必要はないのです。
さらに、体が硬い人の方が成長は目に見えてよくわかるため、ヨガを継続するモチベーションは維持しやすくなるというメリットがあります。
ヨガのトレーナーは、できない場合はこうするとよいとアドバイスを必ずします。
決してできないことを無理強いする人はいないので、安心して取り組んでくださいね。
体形が気になる
太っている、胸がない、足が短い、お尻の肉が垂れている、ガリガリに痩せすぎているなど、身体にコンプレックスがあり、人目に体形をさらしたくないという方もいます。
ヨガウェアは体にぴったりしたものが多いため、レッスンを受けるならあのようなウェアを着なくてはならないのか、と怖気づいてしまう方もいるようです。
体形を気にして恥ずかしい:解決案
ヨガは、体形や健康状態を気にして始める方が多いようです。
そのため、体形を気にしているのは自分だけではないという事実を知りましょう。
誰でも自分の体や顔などの外見に、何らかのコンプレックスを持っているものです。
実際にヨガのレッスンを受けるとわかるのですが、レッスン中は呼吸ができているかどうかや、ポーズで手足はどうなっているかの詳細などが気になります。
他人の体形や目線を気にしている暇はなく、多くの人はヨガトレーナーだけを見ています。
ヨガはそもそも、呼吸やポーズを通して自己を見つめ、瞑想状態へ入っていくためのものです。
その意義を理解し、人を見ずに自分の内側へと目を向ける練習をすることで、だんだんと人目は気にならなくなっていくはずですよ。
また、ヨガウェアも無理に着る必要はありません。
体を締め付けないゆったりとした服であれば問題ないため、体の線を見せたくないという方は自分が気にせずにすむ服を選びましょう。
異性の目が気になる
ヨガは世界中で実践されている大変人気のエクササイズですが、日本においてはまだ女性のヨガ人口が多くなっています。
そのため、レッスンに男性が一人混じっていることが恥ずかしいと感じる方もいるようです。
異性ばかりで恥ずかしい:解決案
日本ではまだまだ女性のヨガ実践者が目立ちますが、ヨガの男性人口は増えています。
どうしても異性の中でヨガをするのは気になるということであれば、女性限定のヨガ教室にいってみることがおすすめです。
また、男女共有施設がある大手ヨガ教室などでは、男性ユーザーも少なくありません。大手の教室の見学をしてみてはいかがでしょうか。
お化粧が取れるから
ヨガで汗をかいて、お化粧が取れた顔を人前で見せたくない、もしくはすっぴんでヨガ教室に行くことが恥ずかしいという悩みを持つ女性もいるでしょう。
お化粧が取れるから恥ずかしい:解決案
これは根本的な話なのですが、そもそも汗をかく運動をするときは化粧をしない方がよいとされています。
理由は、汗をかくエクササイズ時にお化粧をしていると、肌荒れにつながるからです。
化粧品が肌の毛穴を埋めてしまうことで汗がちゃんと出なかったり、出た汗が化粧成分と混ざり、肌を汚してしまったりします。
特にホットヨガでは、汗に溶けた化粧が床に落ちると肌や床が汚れるだけでなく、裸足が滑って危険なことになりかねません。
美容と健康のためにヨガをしているのに、お化粧をすることで目的に到達しにくくなっているとしたら、それは本末転倒ですよね。
そのため「ヨガをするときは化粧をしない」と、決めてみてはいかがでしょうか。
もしもどうしてもすっぴんが嫌だとか気になるということであれば、アートメイクやまつ毛エクステンションの利用を検討してみましょう。
また、ヨガは休日にすると決め、教室までは帽子やマスクを利用して顔の露出を避けるという方法もありますよ。
人前だと恥ずかしいポーズがあるから
ヨガにはさまざまなポーズがありますが、股関節を大きく開けるハッピーベイビーのポーズなど、人前でするには恥ずかしいものがあります。
ポーズが恥ずかしい:解決案
ヨガのレッスンを受ける際に厚手のズボンをはいたり、早めに来て、教室の後ろのスペースでレッスンを受けるなどしてみましょう。
また、レッスンを受けるヨガの流派を変えてみることも検討するとよいかもしれません。
たとえば太陽礼拝などでは、動きが早く流れるようにポーズを変えるため、ひとつひとつのポーズを恥ずかしく感じる暇はありません。
リラックス系ヨガではなく、動きが大きいヨガのレッスンに変更すると、恥ずかしく感じるポーズは減る可能性があります。
ヨガは自分に集中することが大切!
元来ヨガの目的は、瞑想状態に入ることです。
ポーズや呼吸はあくまでもそのためにあるもので、ポーズをとることが目的ではありません。
レッスンに入るまでにいろいろと考えてしまうのは仕方ないことではありますが、大抵は、レッスンが始まれば自分に集中できるようになってくるはずです。
それでもどうしても気になる! という場合は、オンラインのヨガレッスンを自宅で受けるという方法もあります。
自分の心を開放し、しっかりヨガに集中できるよう、方法を考えてみてくださいね。
恥ずかしい理由はマインドセットで解決! ヨガをのびのび楽しもう
ヨガを始めてみたい方や、やってみたけど恥ずかしく思ってしまってレッスンに集中できなかったという方は、一度頭の中を整理してみましょう。
何が恥ずかしいのかを自分で理解することで、対策案が探せます。
ヨガ教室の講師に相談してみるのもひとつの手です。きっと、アイディアや考え方のコツなどを教えてくれるはず。
人は、考え方を少し変えると楽になることがあります。一人で悩まず、誰かに話してみてください。そして、ヨガをのびのびと楽しみましょう。
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