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マンダラチャートの書き方・作成手順・作り方のコツを解説!

知育・発育

マンダラチャートの書き方・作成手順・作り方のコツを解説!
この記事の主な内容
  • HIITの効果と期待できる運動量について
  • HIITのやり方と動画の紹介
  • HIITをやる際の注意事項

マンダラチャートとは、目標を達成するために、すべきこと・やりとげることを可視化できるフレームワークのこと。

自己啓発やビジネスのみならず、教育の場でも使える自由度の高さが人気の理由のひとつです。

メジャーリーグで活躍する大谷選手が、高校の部活時代に利用していたことでも話題になりました。

この記事では、マンダラチャートの書き方、作成手順、そして作り方を解説します。

達成したい目標がある方は、ぜひ取り組んでみましょう。

※「マンダラチャート」は一般社団法人マンダラチャート協会の登録商標です。
一般社団法人マンダラチャート協会 公式サイト:https://mandalachart.jp/

▼マンダラチャートの使い方や作成後の利用について解説しています。

マンダラチャートは目標達成ツール! マンダラチャートの使い方を解説

マンダラチャートの手順と目標の考え方

マンダラチャートの手順と目標の考え方

マンダラチャートは以下の手順に従って作成していきます。

マンダラチャートの手順
  1. 目標(メインテーマ)を設定する
  2. 要素(サブテーマ)を設定する
  3. 要素(サブテーマ)を周囲のマスに転記する
  4. 要素の周囲に関連する語句(具体的行動)を記入する
  5. ひとつずつ実行していく

なお、マンダラチャートにはA型(3×3の全9マス)とB型(9×9の全81マス)の2つがありますが、ここではより詳しく掘り下げるB型の書き方を紹介します。

順番に詳しくみていきましょう。

1.目標(メインテーマ)を設定する

マンダラチャートの真ん中、中心部分に目標もしくはメインとなるテーマを設定します。ここの箇所が最も達成したい目標を書く場所です。

できるだけ端的な表現を使って記入してみましょう。

たとえば、「プロ野球選手になる」「Jリーガーになりたい」「バスケの日本代表になりたい」などです。もちろんスポーツ以外のことでも構いません。

2.要素(サブテーマ)を設定する

メインテーマ、主たる目標を達成するために必要な8つの要素を考えましょう。

たとえば目標が「1年間で10㎏ダイエットする」である場合、1年間で10㎏を減らすためには何が必要かを考えて紙に書きだします。

例で挙げると以下のような構成要素が考えられます。

要素(サブテーマ)を設定する
  1. カロリー管理ができるようする
  2. 運動習慣を身につける
  3. 基礎代謝を上げる
  4. モチベーションを維持する
  5. 睡眠の質を上げる
  6. 1日2ℓ水を飲む
  7. 自炊するようにする
  8. 半年で5kgダイエットする
    など

8マス分、じっくり考えてみましょう。

3.要素(サブテーマ)を周囲のマスに転記する

上記で設定した要素を、周囲のマスに転記します。

それをさらに3×3の中央のマスに記載し、より細かい行動を考えていきます。

それぞれの中心部分に色をつけておくと、全体的な視認性が高まり意識しやすくなりますよ。

4.要素の周囲に関連する語句(具体的行動)を記入する

各要素を実現するために必要な行動を残りのマスに記入していきます。

たとえば「1年間で10㎏ダイエットする」ことを最終目的として、先に作った8つの要素に対する具体的行動を書きだしてみましょう。

構成要素①:食事管理
  1. 野菜から食べる
  2. 間食をナッツにする
  3. 朝食は玄米にする
  4. ジュースを飲まない
  5. お酒は飲み会があるときだけ
  6. 晩御飯の炭水化物は抜く
  7. ラーメンの代わりに春雨にする
  8. 外食を減らす
    など

 

残りの7要素についても、同様に細かく行動を書きだしていきます。

5.サブテーマはひとつずつ実行していく

8マスをすべて埋めると、目標を達成させるために何をすればいいのかがはっきりわかるようになります。

サブテーマの中で優先順位を決めて、できるだけ早期に取り組まなければならないものからどんどん実行していきましょう。

 

マンダラチャートの書き方・作り方

マンダラチャートの書き方・作り方

マンダラチャートの書き方や作り方は以下の5つがあります。

マンダラチャートの書き方と作り方
  • できるだけ具体的な内容で数字を用いて書く
  • 書きやすいところから埋める
  • 書けない場合は目標変更を検討する
  • 定期的に書き直す
  • 別紙も使う

できるだけ具体的な内容で数字を用いて書く

書き込む内容は抽象的なものは控え、具体的に数字を記載して書き込みましょう。

たとえば上記で紹介した行動のひとつ「外食を減らす」は、「外食は月に2回までに抑える」などと書いた方が行動に移しやすくなります。

数字を含めて書くことでより明確化になり、曖昧な設定を回避することができます。

書きやすいところから埋める

マンダラチャートに書き込む際には、自分が書きやすいところから書き込んで構いません。

行動欄には空白部分があっても問題ありません。むしろ、伸びしろだと考え、書きやすいところからどんどん進めていきましょう。

ちなみに一般社団法人マンダラチャート協会公式サイトによると、書くマスの順番はあります。

書き順は、A~Hの順、すなわち「下」 → 「左」 → 「上」 → 「右」 → 「左下」 → 「左上」 → 「右上」 → 「右下」の流れで書きます。

この順番で目標を設定していくことが最も効果的と言われているため、最初はこの通りにやってみてください。


画像出典:一般社団法人マンダラチャート協会公式サイト「マンダラチャートの書き順

書けない場合は目標変更を検討する

空白部分が多いなと感じた場合は、もしかすると最初に設定した目標に問題があるのかもしれません。

目標の変更が必要である場合は、最初からやり直しましょう。

無理にマスを埋めることは、本来の目的からどんどん遠ざかってしまう恐れがあるためおすすめしません。

せっかく書き出したものが無駄になるとうんざりしてしまうかもしれませんが、頭の整理はできたはずです。目標変更の勇気を持ちましょう。

定期的に書き直す

作り上げたマンダラチャートは、数カ月ごとに見直してください。

定期的に現状と照らし合わせ、目標達成に近づいているか確認することが大切です。

その際、何が効果的で、何が効果がなかったかについても考えるようにしましょう。

別紙も使う

マンダラチャートに書き込んでいる途中、詳細な情報を書きたくなることもあるでしょう。

そのような場合は、別紙を用意して書き込むようにしてください。

マンダラチャートの活用例

マンダラチャートの活用例

今回の例では「1年間で10㎏ダイエットする」という個人的な目標設定を出しましたが、マンダラチャートの活用範囲は広く、さまざまなことに利用できます。

以下に個人・ビジネス・チーム作りを例に出し、どのようなことができるかを紹介します。

個人としての活用

キャリアアップ、フィットネス、自己成長、学習管理などに最適です。

メジャーリーガーの大谷選手が高校生時代にかつてマンダラチャートを活用していました。

彼は「ドラ 1、8 球団(8 球団にドラフト 1 位で指名される)」という目標を設定し、実行していました。

ビジネスシーンでの活用

ビジネスで成果を上げるために活用できます。

マーケティング戦略の選定をして顧客にとっての価値を明確にしたり、プロジェクト管理に使ったり、人事管理に利用して従業員のタスクと目標を表示するなどです。

チャートでは現状や問題を視覚的に認識しやすくなるため、財務状況を確認したり財務計画を策定するために情報を網羅するなども、おすすめの使い方です。

チーム作りでの活用

職場でチームとして動くことがある場合、チーム全体の目標を明確化したりタスク管理をしたりするために、マンダラチャートが利用できます。

また、チームのコミュニケーションを改善するために使うという方法もあるでしょう。

チャートに各メンバーが自分のタスクやステータスを書き込むことで、他のメンバーが状態を把握しやすくなるため、サポートに動けます。

マンダラチャートを作成して目標達成へ踏み出そう!

マンダラチャートは、単に心で思っているだけの目標を、迅速に達成しやすくするためのツールです。

自分の理想に近い形で目標を達成するためには何が必要かを洗い出せ、頭の中を整理し、現状を把握できます。

取り組む内容が決まれば、あとは考えずにどんどん行動していきましょう。

行動したマスが埋まっていくのを見ることにより、モチベーションも維持しやすくなるはずですよ。


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