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これまでダイエットをしたことがある方は「ファスティング」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
ファスティングは美容と健康のために一定期間固形物を食べない方法で、メリットが多いと言われています。
ただし、意識的に栄養を摂取しないため自己流で行うと逆に体調不良などのリスクを生じる恐れがありますので、正しいやり方をしっかり理解してから取り組むようにしましょう。
この記事ではファスティングの代表的な種類とファスティングのやり方や流れを紹介します。
無理なく適切に取り組んで、美しさと健康を手に入れてくださいね。
目次
ファスティングは汚れた細胞をきれいにする方法!
ファスティングは固形物を食べないことで胃腸を一定期間休ませる行為のことです。
ファスティングによって、消化に使われていたエネルギーを新陳代謝に回して細胞の回復を促したり、老廃物の排出をスムーズにしたり、脂肪燃焼効果を促したりします。
人の体には約60兆個の細胞がありますが、そのひとつずつが汚れていると、ダイエットやスキンケアをしても最大限の効果を得ることは難しいもの。
しかしファスティングによって体内に蓄積された老廃物や毒素を排出できるため、細胞をきれいにできます。
ファスティングとは何か、どのような効果があるのかについてはこちらの記事をどうぞ。
ファスティングの代表的な種類5つ
ファスティングにもさまざまな設定期間があるため、代表的な期間を簡単に紹介します。
- 朝食だけ抜く
- 16時間固形物を食べない(合計1日必要)
- 1日固形物を食べない(合計3日必要)
- 3日固形物を食べない(合計約1週間必要)
- 5日固形物を食べない(合計約2週間必要)
以下から各期間でのファスティング方法を解説します。
朝食だけ抜くファスティングのやり方
朝食ファスティングとは朝食に固形物を食べないやり方のことで、半日ファスティングと呼ばれることもあります。
1食を制限するだけなので、初めての方でもトライしやすいことが特徴です。
朝食だけ抜くファスティングのメリット
朝食を抜くだけでも、お昼頃にはお腹が鳴りそうになるほどの空腹状態になります。
食物の消化に回していたエネルギーを他に使えるようになり、若返りのスイッチが入ります。
昼食や夕食は食べますので、比較的普段通りに過ごしやすいでしょう。
朝食だけぬくファスティングの流れ
その日の朝は白湯や酵素ドリンクを飲むだけにし、固形物を食べずに過ごします。
朝食は体のスイッチをオンにするほか、睡眠中に栄養不足になった体に栄養を入れる大切な食事のため、一切食事を抜くことは推奨されません。
酵素ドリンクなど固形物ではない食品で栄養分を摂取することがおすすめです。
16時間ファスティングのやり方
16時間ファスティングは16時間連続で固形物を食べないというやり方です。
24時間のうち、8時間は好きに食事を取ってもよいのですが、残りの16時間は固形物を食べないようにして過ごします。
16時間ファスティングのメリット
たとえば、これからファスティングにチャレンジしようと考えても、家族がいるとなかなか難しい場合が多いですよね。
しかし16時間ファスティングであれば、普通に食事をとる家族がいてもチャレンジしやすくなります。
また、8時間の間はしっかり食事をとるため、費用がかかる酵素ドリンクなどを用意する必要はありません。
16時間ファスティングの流れ
前日の夜8時までには夕食を済ませ、早めに寝るようにしましょう。
当日は自分で決めた8時間の間で食事をします。たとえば朝の9時から夕方の17時まで、などがやりやすいかもしれません。
8時間以内なら3食食べても構いませんし、好きなものを食べられます。
そして翌日まで16時間は固形物を食べないようにした後、胃腸に優しい食事を食べてファスティングは終了です。
1日(合計3日)ファスティングのやり方
1日ファスティングの方法は、固形物の摂取を止める1日とその前後で準備期間と回復期間を設けた3日間のファスティングです。
固形物を食べないのが1日だけなのでトライしやすいうえに、16時間ファスティングより内臓をしっかり休ませられるのでより効果があります。
ファスティングを始めるおすすめのタイミングは、毎週末に行うことです。
1日ファスティングのメリット
丸1日内臓を休めることにより、体内に溜まった毒素の排出や、胃もたれのリセットには最適です。
用事のない週末にすることで、何かと忙しくエネルギーも必要な平日は影響を受けずにデトックスできます。
1日ファスティングの流れ
準備日である金曜日は胃腸に優しいもので、できれば低脂肪・低糖質を3食しっかり食べましょう。
金曜日の夜は、8時までには夕食を食べ終えておきます。
そして本番の土曜日は固形物をやめ、2リットル以上の水を飲みましょう。どうしてもお腹が空いたと感じたときは、酵素ドリンクや具なしの味噌汁などを飲んでくださいね。
エネルギーは不足しているため運動やスポーツなどは控えますが、家にいると食べ物のことばかり考えるようであれば、散歩などで外に出ることがおすすめです。
回復日の日曜日は朝食を抜き、昼食でおかゆなどを食べましょう。夕食では普段の食事でよいですが、食材は柔らかめにしてください。
3日(合計約1週間)ファスティングのやり方
3日ファスティングも1日ファスティングと同様に準備期間と回復期間を前後に含め、1週間程度かかるファスティングです。
固形物を断つ期間は3日間とし、エネルギーを意識的に摂らないようにするため、長期休暇などの長い休みを利用して実践しましょう。
まずは16時間ファスティングや1日ファスティングで試してみて、慣れてきたなと感じたら3日ファスティングにトライしてみてください。
3日ファスティングのメリット
短すぎず長すぎない3日ファスティングなら、通常通りの生活しながら無理なく行えるうえ、高い効果を得られます。
1週間程度なので職業によっては付き合いや仕事のスケジュールにも触れにくく、取り組みやすいでしょう。
体内から老廃物がしっかり排出され、腸内環境をリセットできます。
内臓脂肪が燃えやすく「痩せやすい体」を作り、最終的には血液もサラサラになっていくはずです。
3日ファスティングの流れ
準備期間は固形物を断つ3日前から2日前です。
野菜や豆、米を中心とした和食を摂るようにしましょう。
ファスティング前日は、おかゆ、具なしの味噌汁、サラダ、スムージーのような流動食に近い軽食にしてください。
当日1〜3日は、酵素ドリンクや具なしの味噌汁などを利用して生命維持に必要な最低限のカロリー(基本的には基礎代謝分ですが、ファスティング中は1日200〜600kcalまで摂取可能)は補いましょう。
ファスティング後の回復期間1日目の食事は重湯にします。
その後2〜3日目は回復期間のため、お腹に優しい果汁100%ジュースや細かく刻んだサラダ、スープ、5分がゆなどが良いでしょう。
ファスティングで細胞からきれいに! 短期間からトライしよう
ファスティングをすることで胃腸をしっかり休められ、腸内環境を回復できます。
その結果、老廃物の排出がスムーズになり、体内に老廃物から出る毒素が回らなくなるため、細胞からきれいになれるのですね。
ただし、ファスティングは現在も研究が進められている分野です。
メリットは多いのですが安全を確保するため、体力に自信がない方や持病がある方、摂食障がいをお持ちの方、妊娠中や生理中の女性などは行わないようにしましょう。
まずは短期間のファスティングから試し、慣れてきたら期間を長くとるようにしてくださいね。
すっきりしていて軽く、内臓が働きやすい体を目指しましょう。
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