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リシケシはヨガの聖地!インドのリシケシへヨガ留学は何をするの?

ヨガ

リシケシはヨガの聖地!インドのリシケシへヨガ留学は何をするの?
この記事の主な内容
  • インドのヨガ聖地”リシケシ(リシケシュ)”について
  • ヨガ留学の目的について
  • リシケシへのヨガ留学について

世界中で愛されているヨガは、紀元前にインドで生まれた体・心・魂を宇宙と結びつける修行法です。

ヨガを続けるうちに、本場インドでのヨガはどのようなものかと気になった方もいるでしょう。

インドには、ヨガの聖地と呼ばれる町「リシケシ(リシケシュ)があります。

この記事ではヨガの聖地・リシケシについて、どのような町なのかといった基本情報や、ヨガ留学の内容などを解説します。

リシケシでヨガ留学をするメリットについても説明しますので、ヨガ留学を検討中の方は参考にしてください。

 

リシケシはインドにあるヨガの聖地

リシケシはインドにあるヨガの聖地

リシケシは、北インドのウッタラーカンド州にある、デヘラドゥーン県の町です。

ヒマラヤ山脈の麓で標高409mの場所、ガンジス川とチャンドラバガ川が合流するところにあり、首都のデリーから車で6時間ほどかかります。

リシケシはヨガの聖地であると共にヒンドゥー教の聖地とも言われており、インド人も多く訪れる町です。

▼リシケシ(リシケシュ)

なんと4,500年以上も昔から、ヨガはこの地で門外不出の術として師から弟子へ口頭で伝えられてきました。

リシケシという名前の由来は、神話にあります。ヴィシュヌ神がこの町のマンゴーの木の下で聖者として現れたことをもとに、感覚の神を意味する言葉である「リシケシ」と名付けられたそうです。

また、古代インドの大長編叙事詩であるラーマーヤナにもリシケシが登場しています。

リシケシは、ラーマ卿と弟のラクシュマンがガンジス川を渡った場所ですね。

ベジタリアンの町であるため、アルコールや卵・肉・魚・貝類に制限があります。

リシケシには世界中のヨギー(ヨギ:ヨガをする人、男女を含む)が集まっていますが、ヨギーにはベジタリアンやヴィーガンの人が多いため、肉食に制限があることはほとんど問題はないようです。

しかし町には、数は少ないながら和食やコンチネンタルスタイルの食事を出すカフェもありますよ。

この町が世界的に有名になったのは1960年代頃で、ビートルズがヨガを学ぶためにリシケシを訪問して修行をし、滞在中に多くの名曲を作ったことで世界中の話題になりました。

 

リシケシには世界中からヨガ留学にくる

リシケシには世界中からヨガ留学にくる

リシケシには、世界中のヨギーがヨガを学びにきます。

学ぶ場所は、主にアシュラムと呼ばれる宿泊や食事を提供する施設で、イメージとしては仏教の宿坊に近く、朝から晩までヨガ一色となります。

伝統的なヨガ道場であるアシュラムはリシケシにたくさんあり、滞在するアシュラムやヨガスクールによってあらゆる種類のヨガが学べます。

アシュラムごとにプランは複数あり、何を選ぶかによって、修業期間は数日から数カ月に及びます。

中には日本語通訳つきのコースや、日本人スタッフがいるアシュラムもあります。

アシュラムの1日のスケジュール例

以下は、アシュラムに滞在した場合の1日のスケジュール例です。

アシュラムの1日のスケジュール例

06:00~ プラーナヤマ(呼吸法)や瞑想
08:30~ アーサナ(ポーズ)
10:30~ 朝食兼昼食・自習(食事はアーユルヴェーダに沿ったもので1日2食)
12:00~ 座学(解剖学や生理学、ヨガの哲学など)
14:00~ ヨガニドラ(仰向けの状態で意識を覚醒したまま行う瞑想)
15:00~ ワークショップ(掃除など与えられた役割を果たすこともある)
16:00~ アーサナ(ポーズ)
18:30~ 夕食(ワンプレートのベジタリアンフード、スープも手でいただく)
19:30~ 自由時間
20:30~ 瞑想

アシュラムやスクールによって異なりますが、多くの場合に早朝から夜まで1日ヨガにどっぷりつかるため、観光したり遊んだりする時間はほぼありません。

完全にヨガに没頭できます。

ドロップイン制度もある

リシケシにはヨガスクールやコースがたくさんあります。

ドロップイン(1回のみレッスンに参加する制度)で受けられるクラスもあるため、いろいろなクラスを回ってみてから好きな先生のところで学ぶ方も数多くいます。

中には1日で3〜4レッスンをドロップインで受ける強者もいるそうです。

リシケシでヨガ留学をする目的

リシケシでヨガを学ぶメリット

リシケシでヨガを学ぶことには、以下4つの目的があります。

リシケシでヨガを学ぶ4つの目的
  • 古典ヨガも現代ヨガも学べる
  • ヨガに精通した師に出会える
  • 世界中にヨガの仲間ができる
  • ガンジス川で沐浴できる

古典ヨガも現代ヨガも学べる

リシケシにあるアシュラムには、紀元前2,500年前(4,500年前)から行われてきた瞑想や哲学に重きを置いた古典ヨガ、そしてアーサナ(ポーズ)に重きを置いた現代的なヨガの、どちらについても深く学べます。

流派もさまざまあるため、いろいろ回ってみて、自分にあった流派を見つけられるというのも大きな魅力です。

 

ヨガに精通した師に出会える

リシケシにはヨガの総合大学もあり、現在も多くの出家者やヨガ修行者がヨガについて学んでいます。

卒業後はアシュラムでヨガを教えたり修行を続けたりといろいろな人がいますが、リシケシの町は本格的にヨガを学んだ精通者に出会える場所なのです。

 

世界中にヨガの仲間ができる

世界中のヨギーが集まるリシケシでは、アシュラムやクラスで多国籍の友達ができるうえに、お互いが帰国後もSNSなどで繋がれます。

なかなか手には入らない、一生のよき友・よき師と巡り合える環境にあります。

 

ガンジス川で沐浴できる

リシケシはインドの北東部、火葬場があるバラナシよりも上流にあるため、ガンジス川の水が比較的きれいであると言われています。

日本人の多くは不衛生な環境に弱いのですが、リシケシではガンジス川での沐浴も可能な方が多いでしょう。

せっかくヨガの留学に行くのでしたら、ぜひガンジス川での沐浴体験をしてみてください。

 

リシケシでの滞在における注意点

リシケシにヨガ留学をする際は、以下の2点に気を付けてください。

ヨガ留学時の注意点
  • 暑さに注意
  • 夜間の単独外出は控える

インドの気温、暑さに注意

インドが暑いことは一般的によく知られていることですが、4月から5月にかけての暑さには特に注意が必要です。

アシュラムにはエアコン設備がないことが大半であるため、暑さが苦手と自覚がある方は、この時期を避けることをおすすめします。

昼間は日よけやサングラス、日焼け止めは必須です。

女性は肌を見せないためやガンジス川での沐浴行事などのために、上着代わりにもタオル代りにもなるショールなどを持参するとよいでしょう。

夜間の単独外出は控える

リシケシは前述の通り、ヒンドゥー教の聖地でもあります。

寺院も多いので女性は肌をできるだけ見せないこと、さらに夜間に単独での外出はおすすめしません。

観光客が多い街であるため比較的安全度は高いのですが、日本と同じような行動はできないと考えておいてください。

 

ヨガについて深く学ぶならインドのリシケシ留学を検討しよう

ヨガの発祥地であるインドには、ヨガの聖地とも言われる「リシケシ」という町があります。

古典ヨガから現代ヨガまで数多くの流派が学べる環境であり、世界中から集まったヨギー達と共に修行に励める場所です。

ヨガについて深く学び、ヨガ講師を始めるための資格も取得できます。

ヨガ留学に興味がある方は、リシケシを検討してみてください。ヨガの奥深さにじっくりと触れられますよ。


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