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多忙な主婦でもできる運動不足解消方法とは?すぐにできる運動習慣を解説

知育・発育

多忙な主婦でもできる運動不足解消方法とは?すぐにできる運動習慣を解説

運動不足は肥満や病気の原因になったり、心身にも影響を与えます。

運動不足は健康に悪いと理解していても、運動がそもそも好きではなかったり、億劫に思って体を動かせなかったりといった主婦の方はたくさんいるでしょう。

「運動のために外出はしたくない」「お金をかけずに運動不足を解消したい」と考える主婦の方には、日常生活の行動に少しずつ運動を取り入れたり負荷を強くしたりすることがおすすめです。

この記事では、主婦がなぜ運動不足になりがちなのかの理由や、主婦が日々取り組んでいる行動の中で運動不足を軽減する方法、そしておすすめの運動不足解消方法などを解説します。

できることからトライしてくださいね。

 

主婦が運動不足になりがちな3つの理由

主婦が運動不足になりがちな3つの理由

家にいても「家事や育児で結構歩いているし、体も動かしてるよ」と考える女性は多いのですが、それでも多くの主婦が運動量が足りていないようです。

その理由で代表的なものは以下の通りです。

  • 家庭環境によってはさほど歩く必要がない
  • 車や自転車での移動が多い
  • 寝不足で運動する気力と体力がない

 

家庭環境によってはさほど歩く必要がない

住んでいる家の規模によっては、家事動線であまり動く必要がありません。

たとえば2LDKのアパートに住んでいる人と、5LDKの戸建てに住んでいる人とでは家の広さが異なるため、同じ家事をするにおいても移動距離が異なります。

また、ネットスーパーを利用している場合は買い物にも行かないため、歩くことがほとんどありません。

 

車や自転車での移動が多い

少しの距離でも車や自転車を使うことが多い場合は、自分の体を使う機会が減るため、運動不足になりがちです。

特に子どもがいると荷物が増えるほか、いきなり手を離して走り出すなど制御できない子どもの行動があるため、移動には自転車や車を使う方が安全です。

したがって、子どもが複数いる家庭の主婦は、特に移動を徒歩でしない傾向が多くなるでしょう。

 

寝不足で運動する気力と体力がない

まだ子どもが小さい家庭では、母親は授乳が必要で睡眠不足になりがちです。

そして子どもの手が離れても家事と仕事で睡眠時間を削ることが多く、基本的に主婦は寝不足で疲れやすくなっています。

寝不足だと運動に回す気力や体力が枯渇し、動くことが億劫になってしまいます。

 

主婦が日常生活の中で運動不足を軽減する方法

主婦が日常生活の中で運動不足を軽減する方法

運動不足を解消する方法としては、最初に考えられるのがジムに行ったりやスポーツクラブなどに所属したりといったことでしょう。

しかし前述したように、主婦は寝不足気味で疲れやすくなっているうえに、ジムやクラブに行くという時間や費用、気力がない方がたくさんいます。

そこでおすすめなのは、普段の生活行動を利用して運動不足を解消する方法です。以下の3つを試してみてください。

  • 家事や子どもとの遊び相手を本気でする
  • 移動を徒歩にする
  • 朝の時間に運動を組み込む

 

家事や子どもとの遊びを本気でする

家事の動きは決まっているため、そこそこの動きであっても歩数やカロリー消費量は多くありません。

しかし、家事も本気で身を入れて行えば、かなりの運動量になります。大切なのは、たまに普段と異なる動きを入れること。

たとえば週に2回は床の雑巾がけやお風呂場を天井からきれいにするなどを、実行してみてください。

床の雑巾がけは全身運動であるため上半身・下半身の筋肉を使ううえに、体幹も必要です。これを頻繁に行えば、運動不足を軽減できるだけでなく、家もきれいになって一石二鳥ですよ。

また、子どもとの遊びを本気ですることもおすすめします。子どもは走り回る生き物ですから、ぜひ一緒に走ってみましょう。

本気で子どもの遊びに付き合うと子どもとのコミュニケーションにもなるうえ、全身の筋肉や心肺機能が鍛えられます。

 

移動を徒歩にする

スーパーや銀行、市役所などへの所用でも自転車や車を使う人は多いのですが、それを徒歩にするだけで、日中の運動量はかなり変わります。

内閣府の世論調査では、1㎞までであれば徒歩で行くと答えた人は58.6%でした。つまり、4割の人は短い距離でも自転車や車、公共機関を使っているとわかります。しかし、徒歩1㎞は約1,400歩(歩幅を約70㎝として計算)であると考えると、10分程度の移動距離です。片道10分で往復20分、これをしっかり歩くことで、運動量を増やせます。

参考:内閣府「世論調査

 

朝の時間に運動を組み込む

朝に30分間ほど、簡単な運動を取り入れてみましょう。

朝はお弁当や朝食作りといった家事が発生するため意識が活動的になっており、そのまま体を動かしやすいタイミングです。

特に、一度椅子に座ってしまうと中々体を動かせなくなるという方は、家事で動いていたままの延長として、ラジオ体操やストレッチ、簡単な筋トレなどをするようにしてみてください。

 

主婦の運動不足解消におすすめの方法

主婦の運動不足解消におすすめの方法

主婦が運動不足を解消するための、おすすめの方法を紹介します。

  • オンラインヨガやフィットネスに取り組む
  • フィットネスバイクやルームランナーを利用する
  • ながら筋トレやストレッチをする
  • 外出先では階段を使う

 

オンラインヨガやフィットネスに取り組む

今はインターネットの動画でヨガやストレッチ、ボクササイズなどのレッスンを視聴できる時代です。

ぜひプロの講師が解説する動画を観て、好きなレッスンを受けてみましょう。

たとえばヨガは、運動不足解消になるだけでなく、呼吸が深くなり、姿勢がよくなり、ダイエット効果もあるなどさまざまなメリットを持つエクササイズです。

運動不足を解消する第一歩としておすすめですよ。

 

フィットネスバイクやルームランナーを利用する

自宅に市販のフィットネスバイクやルームランナーを設置すると、外出しなくても気軽に有酸素運動ができるようになります。

天気にも左右されず、人からの目線も気にせずに運動が可能です。

商品はさまざまなものがありますが、最初は1万円以下で手に入るもので十分でしょう。

まずは取り入れてみて、習慣にしてください。

 

ながら筋トレやストレッチをする

ながら筋トレやストレッチを実践しましょう。

たとえばテレビを観ているときはスクワットをする、歯磨きをしているときはつま先立ちをする、音楽を聴きながらストレッチをするなど、何かをしているときにちょっとした運動を取り入れるようにしてください。

「この行動をしているときはこの運動をする」と自分で決めることで、無理なく運動を生活に引き入れられます。

また、ストレッチはカロリーを大量消費する運動ではありませんが、続けることで全身の筋肉を伸ばして刺激でき、気分転換や腰痛、肩こりの解消などが期待できます。

筋肉のこわばりによる転倒などの防止もできるため、ストレッチで体の柔軟性を高めることは大切ですよ。

 

外出先では階段を使う

外出した際には、エレベーターやエスカレーターをなるべく使わないようにしましょう。上下運動をすると下半身の大きな筋肉が刺激され、基礎代謝の向上や心肺機能の向上が期待できます。

数階分の階段をのぼると、人によってはかなり疲れが出るでしょう。しかし、最初はしんどく感じても、慣れると当たり前にできるようになります。

 

多くの主婦は気づかない間に運動不足に! 日々の動きに運動を取り入れよう

毎日、家事と育児、仕事などで多忙な主婦は、動いていると思っていても実際には運動不足になっていることが多いもの。

それは家事や育児が決まった動きになりがちなこと、軽い負荷での動きしかしていないことが理由です。

そのため、日常生活に少しでも運動を取り入れるようにしてください。本気で家事や子どもとの遊びに取り組み、移動をなるべく徒歩にしてみましょう。

間違いなく、運動不足は大きく改善し始めます。ぜひ、できることからやってみてくださいね。


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