ヨガは子どもから大人まで手軽に始められ、さまざまな美容と健康に効果があることが知られているエクササイズ。
特に、多くの女性が気にする「美肌効果」が高いことでも知られています。
この記事では、ヨガが持つ美容効果の中でも「美肌効果」について解説します。
なぜヨガが美肌に効果的と言われるのか、美肌になるためのコツ、そしておすすめのヨガポーズなどを解説しますので、ヨガの美肌効果が気になる方は参考にしてください。
ヨガが美肌に効果的と言われる理由
ヨガをすると美肌になると言われる理由は、次の4つがあります。
- 心が整う
- 血流やリンパの流れが改善される
- 骨盤を正しい位置に戻す
- デットクス効果がある
心が整う
毎日をイキイキと過ごすためにも適度なストレスは必要ですが、過剰なストレスは肌の成分補給剤ともいえるヒアルロン酸の自然生成を妨げるといわれています。
ストレスの度合いを「適度」に保つためには、心の安定が大切です。
ヨガでは深い呼吸をすることによって副交感神経が優位になるため、徐々にリラックス状態へと導いてくれます。
また、自分と向き合いながら体を気遣いつつポーズをとることに集中すると、雑念が消えてストレスが発散され、精神が安定してくることを感じられるでしょう。
さらに、ヨガをすることにより、幸福ホルモン「セロトニン」の分泌も期待できます。
血流やリンパの流れが改善される
ヨガは全身の筋肉を使い、ゆっくりと緊張やこわばりをほぐしていくエクササイズです。
筋肉が柔らかくなると体内の巡りが改善され、血流やリンパの流れが促進されます。
▼以下の記事ではストレッチが与える血流やリンパの流れの促進について詳しく解説しています。
骨盤を正しい位置に戻す
女性ホルモンが分泌されるのは、骨盤の内部にある「卵巣」です。
そのため骨盤周辺の筋肉に左右で歪みがでていると、卵巣にストレスが加わりホルモンの分泌が乱れることがあります。
ヨガで骨盤まわりの筋肉をほぐして骨や内臓の位置を正しい場所に戻すことで、女性ホルモンのバランスが整いやすくなります。
▼骨盤の歪みや矯正について以下の記事で詳しく解説しています
デットクス効果がある
肌と深くかかわるのは腸です。腸は第二の脳と呼ばれており、免疫機能を司るところでもあります。
便秘や下痢などが続く場合は腸には悪玉菌が多くなっており、毒素が体内を回って肌のコンディションは悪い状態に。しかし、ヨガの動きで胃腸や下半身を刺激することにより、排泄が促進されて腸内環境が整いだします。
ヨガのポーズによるデトックス効果で老廃物や不要な水分がスムーズに体外へ出せるようになり、腸内環境が整う結果、美肌へと導かれます。
▼デトックス効果を高めるファスティングについて以下の記事で解説しています
ヨガで美肌になるための2つのコツ
前述の通り、ヨガには美肌が期待できる効果が複数あります。
ただし、人によって効果が実感できる速度は異なるため、できるだけ早く美肌効果を実感したいと希望する方は、次の2つのコツも意識してみてください。
- 化粧はせずにヨガをする
- 継続する
化粧はせずにヨガをする
化粧をしていると、汗をかいた際に雑菌が肌に付着したままになります。そのためヨガに取り組む際は、お化粧を取る、もしくは最初からメイクはしないことがおすすめです。
特にホットヨガなど温かい空間でするヨガレッスンでは、大量に汗をかきます。化粧品が混じってドロドロの汗になると、レッスン中も不快感から集中しにくくなるかもしれません。
すっぴんは抵抗があるという方も、眉やアイメイクといったポイントメイクのみにして、顔全体にファンデーションなどを塗るのは控えてはいかがでしょうか。
そして汗をかいたあとは、しっかり洗顔をして肌を清潔にしましょう。運動後は肌が敏感になっていることもあるため、洗顔後は化粧水などで保湿するようにしてくださいね。
▼ジムに通う女性のあるあるを以下の記事でまとめています
継続する
ヨガにどれだけメリットがあっても、取り組みが1度で終わってしまうと効果は実感しにくいでしょう。
継続することで徐々に体内から整いだすため、1年は続けてみることをおすすめします。
美肌ヨガは「ねじり」がポイント! おすすめのヨガポーズ
ヨガにはさまざまなポーズがありますが、中でも特にねじるポーズはデトックス効果が高く、美肌に効果的です。
ここでは以下3つの基本的なねじりが入ったポーズを紹介します。
- ねじりのポーズ(アルダ・マツエンドラーサナ)
- ねじった三角のポーズ(パリブリッタ・トリコナーサナ)
- ねじった椅子のポーズ(パリブリッタ・ウトゥカターサナ)
ねじりのポーズ(アルダ・マツエンドラーサナ)
ねじりのポーズは下腹部に刺激を与え、内臓の働きを活発化させる効果があります。腸を刺激して、排泄を促しましょう。
ねじりのポーズは座位、立位のどちらもありますが、今回は座位のポーズです。
【ねじりのポーズのやり方】
- ヨガマットの上に両足を前へ伸ばした状態で座る。
- 右足を立て、左足の上を越えて足を交差させ、右の足裏を床につける。
- 息を吸いながら右手を上げ、息を吐きながら右足の内側の膝に右肘をかける。
- 息を吸いながら背筋を伸ばす。
- 息を吐きながら上半身を左側へねじり、視線はそのまま左後ろ側へと向ける。
- 5回呼吸を繰り返す。
- 左右を逆にして同様に行う。
痛みなどがある場合、無理に体をねじらないようにしましょう。肩から力を抜き、ゆっくり呼吸を繰り返してください。
ねじった三角のポーズ(パリブリッタ・トリコナーサナ)
三角のポーズをねじったバージョンで難易度は少々上がりますが、集中力や柔軟性、筋力のアップが期待できます。
また、腸や自律神経までもを整える万能ポーズのひとつです。
【ねじった三角のポーズのやり方】
- 両足を揃えてヨガマットの上に立ち、両手は体側におろして肩から力を抜く。
- 右足を一歩後ろへ引き、つま先をやや外側へ向ける。
- 両手を左右に開き、股関節から体を前に倒しながら右手を前に出した左足の外側へ出して、床に手のひらをつける。
- 顔は天井へ向け、目線は上へ伸ばした左手の指先を見る。
顎は軽く引いた状態で行います。
下へ下した手を足の外側へつくのが難しい場合は、足の内側へついても構いません。
ねじった椅子のポーズ(パリブリッタ・ウトゥカターサナ)
下半身の筋肉をしっかり鍛えられるポーズです。
内臓機能の活性化や集中力の向上、体幹強化などの効果が期待できます。
【ねじった椅子のポーズのやり方】
- ヨガマットの上に直立し、足の親指同士をくっつけてかかとは2㎝程度開く。
- 腰に両手を当てる。
- 息を吐きながら、膝がつま先より前にでないように腰を落としていく。
- 腰を伸ばしたまま両手を頭上に伸ばし、お腹を引き込む。
- 両手を胸の前まで下ろして合掌したら、息を吐きながら上半身を右側へ捻る。
- 左肘を右膝の外側にひっかけるようにし、ねじりを深めながら顔は天井へ向ける。
- そのまま5回呼吸を繰り返す。
膝がつま先より前に出ると、膝に負担がかかって痛める原因になります。
反り腰にならないよう、尾骨を下へ向ける意識で屈みましょう。
▼背中を美しく引き締めるヨガのポーズやヨガによる疲労回復について以下の記事で詳しく解説しています
ヨガで美肌に! 血行促進とデトックス効果を狙おう
ヨガでは呼吸とポーズによって、酸素や栄養素を体の隅々まで行き渡らせ、全身の筋肉をしっかりと伸ばします。
筋肉のコリや重さを解消し、血流を促進して、内臓機能の働きを改善できるのですね。汗をかいて老廃物を流すだけでなく、瞑想状態になることでストレスを発散し、心の安定も維持できます。
その結果、肌が少しずつきれいになっていきます。
ただし、効果を十分に実感しようとするのであれば、コツコツと継続していくことが大切です。数回で終わるのではなく、ぜひヨガを毎日の生活に取り入れてみてください。
ヨガを続けることで、1年後には美しい姿勢、美しい素肌を手に入れていることでしょう。
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